大橋 奈央2020.08.23
伝統を重んじ不易流行の精神で
挑戦を続ける新政酒造
新政酒造株式会社 様
「No.6」「エクリュ」――。特別な日の1 本に選びたい新政の逸品。
一般的に日本酒造りで頻繁に用いられるような添加物を未使用にもかかわらず、口の中で香るすっきりとした酸とほのかに感じる米の甘味はもはや伝説である。思わず手に取りたくなるような洗礼されたパッケージに心を奪われ、胸弾ませながら口に運ぶと、これが笑みが溢れ出るほどに美味しい。
「僕は酒蔵の視点はほとんど持ち合わせてないんじゃないかな。どちらかというとジャーナリズムと日本酒ファンの視点から日本酒を造っています。だからお客様が“日本酒はこうであるべき” と思うようなものを完全に具現化すべく、理想的な日本酒の実現に向けて少しずつだけど動き始めています」そう語るのは、日本酒界の鬼才、新政酒造株式会社( 以下: 新政) 8 代目蔵元・佐藤祐輔氏である。
伝統的な酒造り製法「生酛造り」や地産地消の「秋田県産米」、現存する最古の酵母であり、自蔵発祥の「6 号酵母」など原料や伝統製法を守りながら、不易流行の精神で挑戦を続ける佐藤氏の想いに迫る。
一般的に日本酒造りで頻繁に用いられるような添加物を未使用にもかかわらず、口の中で香るすっきりとした酸とほのかに感じる米の甘味はもはや伝説である。思わず手に取りたくなるような洗礼されたパッケージに心を奪われ、胸弾ませながら口に運ぶと、これが笑みが溢れ出るほどに美味しい。
「僕は酒蔵の視点はほとんど持ち合わせてないんじゃないかな。どちらかというとジャーナリズムと日本酒ファンの視点から日本酒を造っています。だからお客様が“日本酒はこうであるべき” と思うようなものを完全に具現化すべく、理想的な日本酒の実現に向けて少しずつだけど動き始めています」そう語るのは、日本酒界の鬼才、新政酒造株式会社( 以下: 新政) 8 代目蔵元・佐藤祐輔氏である。
伝統的な酒造り製法「生酛造り」や地産地消の「秋田県産米」、現存する最古の酵母であり、自蔵発祥の「6 号酵母」など原料や伝統製法を守りながら、不易流行の精神で挑戦を続ける佐藤氏の想いに迫る。
PROFILE
代表者 | 代表取締役社長 佐藤 祐輔 |
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所在地 | 秋田県秋田市大町6丁目2番35号 |
創業 | 1852年 |
事業内容 | 日本酒の醸造および販売 |
HP | http://www.aramasa.jp/ |